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PCB含有が疑われる(非意図的生成)有機顔料の製造・輸入を行う事業者様は、2012年8月10日(一部の製品は5月10日)までに自主検査、報告が必要となります。
分析方法 | 分析項目 | 必要量 | 納期 | 価格 |
---|---|---|---|---|
簡易分析:GC-ECD法 | 総PCB(一般的な絶縁油に含まれるPCB異性体) | 10g | 7営業日 |
¥35,000 (税込¥38,5009 |
精密分析:GC-HRMS法 | 総PCB(上記以外のPCB異性体まで含む) | 10g | 30日 | ¥85,000 (税込¥93,500) |
下限値はいずれも0.1ppm 上記は経産省の奨励分析方法です
第一次判定は日本シーリング材協会で行います。
第一次判定で第二次判定が必要となった場合は下記分析を行います。
分析方法 | 下限値 | 必要量 | 納期 | 価格 |
---|---|---|---|---|
底質調査法(平成13年3 月)Ⅱ 6.4.2準拠 |
0.01% | 5~10㎝ | 1週間 | ¥25,000 (税込¥27,500) |
50g | 7営業日 | ¥18,000 (税込¥19,800) |
2012年2月 経済産業省は、一部の有機顔料が、製造工程において非意図的に生成した微量のポリ塩化ビフェニル(PCB)を含有することが判明したことを発表しました。
PCB含有が疑われる有機顔料の製造・輸入を行う事業者は、2012年8月10日(一部の製品は5月10日)までに自主検査の上、報告が必要です。基準値を超過した有機顔料については低減方策の策定あるいは製造・輸入・出荷の停止、当該商品の回収と保管が課せられます。
また、2012年2月 環境省から「有機顔料製造業に係る事業場からの排水中ポリ塩化ビフェニル濃度調査の実施について(依頼)」の通達が都道府県及び政令市向けに出されました。
Q:簡易分析と精密分析では何が異なりますか?(2012.4.3)
A: PCBは209種類の異性体が存在するため、これらが非意図的に副生した場合は、異性体の組成は絶縁油中に含有するPCBとは異なると考えられます。このため、簡易分析のGC/ECD法では分析できない可能性があります。精密分析を実施することにより、幅広い異性体を把握することができます。